オススメの小説を教えてください。
京極夏彦
東野圭吾
重松清
乙一
などをあらかた読みました。
西尾維新も読みましたね。
考えさせられたり、
終盤で一気に加速するような話が好きです。
今は村上春樹の「海辺のカフカ」を読んでいますが、
あまり刺さっておらず進みは悪いです。
浅田次郎の「蒼穹の昴」も読みましたが、
あまりささりませんでした、
上記の作家さんなどは気にしなくてもいいので、
これは読まないと活字好きとしては損というような
作品を教えてください。
お願いします。
私も乙一大好きです^^
『はじめ』『幸せは子猫のかたち』『暗いところで待ち合わせ』『セブンズルーム』
感動しました。
――終盤で一気に加速する
ぴったりな小説があります。
ラノベで申し訳ないのですが。
■ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと(著:朱門優)
ラノベということで大したこと無いのでは?と思われがちですが、そんなことないと断言できます。
張り巡らされた伏線・超展開・秀でた言葉遊び・彼独特の世界観。
カタルシスと鳥肌ものの読後感を味わえる作品です。
ジャンルは恋愛(一応)・伝記で好き嫌いが分かれるかもしれません。
物語は主人公と年がら年中巫女装束の幼なじみと、突如あらわれたアネモイなるちびっこ3人が、『相手が見えなくなってしまったものを探す』というお祭りを舞台にした作品です。
触りだけ抜粋してオススメとさせてもらいます。
――夏の日の雪景色を覚えている。
それは丸っこくて、ふわふわしていた。
てのひら大の綿菓子のようにも見えた。
透き通っていて、周りの景色を映し込む小さな泡のようにも思えた。
(中略)
目を閉じれば浮かぶ景色。
まるで焼きつきのように瞼の裏側に彫り込まれてしまった、夢のようなその景色。
――子供でなくなった少年は、もうその景色を信じてはいない。
重松清氏の「永遠(とわ)を旅する者」はお読みになりましたか?
千年生きてきたカイムという男が主人公の、短いお話の詰め合わせです。ゲーム絡みという事で、従来の重松好きには敬遠されそうですが、とても良い話です。
重松氏の短編が好きな人なら、きっとハマりますよ。
未読なら是非どうぞ。
ミステリー小説で、終盤で一気に加速するかどうかはわかりませんが、
高里椎奈さんの薬屋探偵妖綺談シリーズがオススメですよ。
宮部みゆきの「模倣犯」は文庫本で5巻ありますが一気に読んでしまいます
少し毛色の違うものを紹介しましょう。物語が言葉なのか言葉が物語なのか、不思議な散文詩のような、そして軽快でもある短編集を編んでいる注目すべき(?)小説家から。穴田丘呼『青の時代1985』です。
歌野晶午・「密室殺人ゲーム 王手飛車取り」「ガラス張りの誘拐」「葉桜の季節に君を想うということ」「女王様と私」
伊坂幸太郎・「オーデュボンの祈り」「砂漠」「アヒルと鴨のコインロッカー」「バイバイ、ブラックバード」
道尾秀介・「シャドウ」「龍神の雨」「背の眼」「鬼の足音」
坂木司・「青空の卵」「仔羊の巣」「動物園の鳥」
綾辻行人・「十角館の殺人」「迷路館の殺人」
荻原浩・「押し入れのちよ」「噂」
辻村深月・「冷たい校舎の時は止まる」
山下貴光・「屋上ミサイル」
海堂尊・「螺鈿迷宮」
東野圭吾・「赤い指」
湊かなえ・「告白」
殊能将之・「ハサミ男」
高野和明・「13階段」
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